3D CAD 練習課題1-7(3次元CAD利用技術者試験 1級・準1級サンプル問題より・問1⑧~⑪の解答)
~無料で使える 3D CAD "FUSION360" を使って3D CADを習得しましょう~
<練習課題1-7>
3次元CAD利用技術者試験の過去問が公開されていますので、FUSION360を使ってトライしてみましょう。
過去問はこちらのリンクにあります。
https://www.acsp.jp/cad/docs/3d_sample.pdf
<< ⑧ソリッドモデルFの作成 >>
1. [作成]→[ミラー]
2. タイプ:[ボディ]、オブジェクト:[ソリッド]、対称面:[XY]平面、操作:[結合]を選択
↑ ミラー複写と結合を1コマンドで行います
↑ ソリッドモデルF完成
<< ⑨ソリッドモデルGの作成 >>
(注)FUSION360では任意の中心点で球コマンドが使えません... 代替策として円を回転して球を作ります。
3. 点V(30,100,0)、直径100mmの円、中心軸をスケッチにて作成
↑ Z方向が0なので、XY平面にスケッチを作成します。(説明のためソリッドモデルFを非表示にしています)
4. [作成]→[回転]コマンドを選択
↑ プロファイル:[半球部]、軸:[中心線]、操作:[新規ボディ]を選択
5. 球が出来る
<< ⑩ソリッドモデルHの作成 >>
6. ソリッドモデルFを表示に戻し、[修正]→[結合]を選択
7. ターゲットボディ:[ソリッドモデルF]、ツールボディ:[ソリッドモデルG]、操作:[切り取り]を選択
8. 中心に球状の穴が開く
↑ ソリッドモデルHの完成
<< ⑪設問2の解答 >>
9. ソリッドモデルHの表面積
[計測]コマンドにて、各面を選択し合計する
↑ (a x12) + (b x6) + (c x12) + d が表面積となります
(a x12) = 3844.978 mm^2 x12 = 46139.736 mm^2
(b x6) = 6000.00 mm^2 x6 = 36000 mm^2
(c x12) = 4226.924 mm^2 x12 = 50723.088 mm^2
d = 2.123E+04 mm^2 = 21230 mm^2
(表面積の総和)= 154,092.824 mm^2
よって最も近い値は[1]の1.540 x10^5 となります。