3D CAD 練習課題2-1
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<練習課題2-1>
下の図面からソリッドを作成します。
図面の見方(第三角法)がわからない方はこちらを参照してください。
角パイプでボックス形状を作ります。
一度作った後でパラメータを変更してサイズを変えてみます。
タテxヨコxタカサ : 1000x600x550
から
タテxヨコxタカサ : 1500x300x2000
に変更してみます。
↑元の形状
↑底面のスケッチ1000x600を
↑1500x300に変更します。
↑スケッチを終了すると細長くなりました。
↑さらに高さを2000mmに変更します。
↑最初と比較すると全くイメージの違うものになりました。
↑図面もこのように更新されます。
<回答編>
1.XY平面にスケッチで[中心の長方形]コマンドを使用し原点を中心に長方形を描く。
↑タテxヨコの長さは1000x600とします。
2.[新規コンポーネント]を一つ追加します。
↑[ブラウザ]の一番上を右クリック→[新規コンポーネント]でしたね。
3.最初に描いた長方形の外周に合わせて角パイプの断面をスケッチします
↑大きさは50mmx50mmです。
4.[押し出し]コマンドでソリッドを作成します。
5.距離の押し出しではなく、範囲を[オブジェクト]とし、最初に描いたスケッチの端点を選ぶのがポイントです。
これによって後からスケッチを変更した際にパイプの長さが追従して変わります。
6.シェルコマンドで厚み1.6mmのパイプ材とします。
7.ミラーにて対称形状を作ります。
8.同様に直交するパイプも作ります。
9.[矩形状パターン]にて上方500mmの位置にコピーを作ります。
10.下のパイプの上面から上のパイプの下面まで柱を伸ばします。
↑範囲をオブジェクトとし、上のパイプの下面を選択します。
11.上下のパイプと同様にミラーを使って柱を4本にします。
↑完成です
バ~イ!