はじめよう! 3D CAD

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無料で使える3D CAD FUSION360でスキルを磨こう!

3D CAD 練習課題3-9(3次元CAD利用技術者試験 1級・準1級サンプル問題より・問3のアセンブリ解答)

~無料で使える 3D CAD "FUSION360" を使って3D CADを習得しましょう~

FUSION360 ダウンロード

 

<練習課題3-9>

3次元CAD利用技術者試験の過去問が公開されていますので、FUSION360を使ってトライしてみましょう。

過去問はこちらのリンクにあります。

https://www.acsp.jp/cad/docs/3d_sample.pdf

 

 

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<< (q-8,9,11,12)モデルのアセンブリ作成 >>

 

1. 新規デザインを開始し、任意の名前を付けてファイルを保存します。

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↑ Fusion360では、パートファイルとアセンブリファイルの区別がありません

 

 2. [データパネルを表示]を選択し、(q-8),(q-9),(q-11),(q-12)モデルをドラッグアンドドロップする

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↑ 4つのモデルを投げ込む感覚でアセンブリファイルを作ります

 


3. ドラッグアンドドロップすると、[移動/コピー]コマンドが開始されるがそのままOKする

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4. 4つのモデルが重なる

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↑ 全て原点に貼り付けられます

 

5. 色分けをする

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↑ [検査]→[コンポーネントカラーサイクルの切替え]を選択する


 

6. (q-8)モデルを固定する

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↑ (q-8)モデルを基準に他を組み合わせるために、固定します。

 

7. 他のモデルをドラッグして動かす 

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↑ わかりやすい任意の位置に配置します

 

8. (q-8)に(q-9)を組み合わせる

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↑ [修正]→[位置合わせ]を選択し、始点を(q-9)の穴、終点を(q-8)の軸にする(オブジクトは[コンポーネント]であること)

 

9. (q-9)モデルが移動する

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↑ 穴-軸が揃った状態になります

 

10. 続けて面同士を合わせる

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↑ 始点は図の裏面

 

11. 干渉部を確認する

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↑ 視点を変えて干渉部を確認してみてください

 

12. [移動/コピー]コマンドを選択し、(q-9)モデルを穴中心に回転する

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↑ タイプ移動:[回転]、軸項目で穴を選択し、(q-9)モデルを回転させます。反時計回りに90°回すと干渉部がなくなります

 

 

13. (q-12)モデルをアセンブリする

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↑ (q-9)モデル同様、軸部を(q-8)の穴に合わせます

 

14. 続けて面同士を合わせる

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↑ (q-8)と(q-12)で(q-9)を挟む位置に[位置合わせ]します

 

15. 軸部の干渉を確認する

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↑ (q-8)と(q-12)の軸部が干渉しています

 

16. (q-12)モデルを穴中心に回転させる

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↑ (q-9)と同じ要領で(q-12)モデルを回転させます。反時計回りに90°回すと干渉部がなくなります

 

17. (q-12)モデルのアセンブリ完成

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↑ このような形になったでしょうか

 

 

18. 断面を確認する

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↑ [検査]→[断面解析]を選択

 

19. 面を選択する

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↑ (q-12)の面を選択します

 

20. 矢印をドラッグして断面を確認する

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↑ 軸同士が干渉していないことが確認できます(確認したら[キャンセル]する)

 

21. (q-11)をアセンブリする

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↑ 面同士を[位置合わせ]します

 

22. 反転させる

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↑ 面を選択後[反転]を選択します

 

23. 反転後、(q-11)モデルを180°回転させる

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↑ [移動/コピー]コマンドを使います

 

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↑ タイプ移動:[自由移動]を使います

 

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↑ 向きが揃いました。完成形が想像できますね。

 

24. [位置合わせ]で仕上げる

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↑ 各モデルがぴったり組み合わせられました。また、外形が一辺100㎜であることも確認してみてください。

 

25. [位置をキャプチャ]する

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↑ 各モデルを移動した位置を確定させます

 

 

完成です。

お疲れ様でした!